2021/08/25 15:26






こんにちは

メモリアルプレート・ラブわんのメイソンです。

どうぞよろしくお願いします。


ここ数年、虹の橋を渡ってしまったワンちゃんネコちゃんを

丁重に弔う方がとても増えました。


ペットちゃん用に位牌を作ることも一般的になり、

人間と同じ形の少し小さなものをご用意される方もいらっしゃいます。


しかし、「それだとちょっと重厚すぎるかな・・・」

という方に向けて、クリスタルガラス製の綺麗で可愛らしいものが登場しました。

さらに、今ではさまざまな商品が発売されていて、迷ってしまうほどです。


ところで、それらのグッズが充実した背景には、ペットロスの辛さがあると思います。


現代社会においては核家族化が進み、親戚などの葬儀に参列する機会も減り、

愛する者との別れを経験する機会が減りました。

当然、悲しみとの向き合い方を学ぶ機会も減ってしまいます。


そこに突然、降って湧いた様にやってくる、

我が子の様に可愛がっていたワンちゃん猫ちゃんとの死別。

その辛さは筆舌に尽くし難いものです。

現代社会は、ペットロスの深刻化をもたらす構造を持っています。


かく言う私も、今年の6月に20年連れ添ってくれた愛猫に先立たれ

未だペットロスの最中です。


本当に何にも手につかないくらい、ひどい状態になってしまったのですが、

私は石材業を生業にしておりますので、

可愛い愛猫の位牌を自分で作ることができます。


最初はなかなか気乗りしなかったものの、

位牌をデザインして、加工してお骨の前に置きますと、

少し心が落ち着くのを感じました。悲しみの量が減ったわけでは無いのですが、

「しっかりと弔うことができた」という、心のケジメがついたのでしょうか?


弔いというのは、先人達の知恵です。

弔いは、旅立った者への手向けであるとともに、

残された者の心のケアなのだと思います。



その時に作った位牌がこれです。


千枚以上あるクッキーちゃんの写真の中から、

ポーズをとったかのような一枚を発見し、

背景から切り抜いて、花の中にたたずむ姿に彫刻しました。




こんな感じに可愛らしく、毎日話しかけられる様な感じにしてみました。

(骨壷とお供えセットは撮影用で、実際のものではありません)


まぁ、思った様にやれるのは石屋の特権かもしれませんね。


もし、こんな感じを気に入ってくれる方がいらっしゃったのなら、

レイアウトなどを相談していただき、

できる限りご希望に添える様に努力いたしますので、

気軽にご相談ください。


位牌を作ることでペットロスの全てをなくすことはできませんが、

軽減したり、向き合う手助けになると思います。



よかったらショップを覗いてみてください。



稚拙な文章にお付き合いいただき、ありがとうございました。



ラブわん・メイソン